【感想】今宵も、夢追い酒場にて/薄幸(納言)→読書超初心者のあなたへ【これぞおつまみ本】

読書

みなさまお疲れ様です!すだです。

私が読書にハマるきっかけとなった本をご紹介📖🍺

この本について

やさぐれ女芸人、初の著書は「芸人×お酒」の笑いに満ちた酔いどれエッセイ!
酒好きはもちろん、下戸でも愉快に。おつまみ気分で楽しめる1冊、ぜひお召し上がりを。大酒飲み、ヘビースモーカーなやさぐれキャラとして大注目の、お笑い男女コンビ『納言』みゆき。味のある文章を書くことでも話題をよび、このたび満を持して初の著書を上梓! 本書は、みゆきの日常に欠かせない「芸人×お酒」の2つを合わせた酔いどれエピソードを収録。オズワルド、インディアンス、ジェラードン、空気階段といった同じ第7世代との酒場交流。さらに、カズレーザー、尼神インター渚、バイク川崎バイク、トレンディエンジェルたかしら愛すべき先輩芸人との抱腹絶倒飲みトークも。一方で、かつて挫折した役者の夢、今は会えないあの人への想い、普段は口にしない相方への思いなど、酔いにまかせた意外な本音も綴っている。

Amazon紹介ページより

人気お笑い芸人がたくさん出てきて、読んでいるだけでその場にいるような気持ちになれます!

  • 2022年9月10日
  • 著者:薄幸(納言)
  • 1,430円(税込み)
  • 幻冬舎
  • 189ページ

この本を書いた人

薄 幸(すすき みゆき)

1993年生まれ、千葉県出身のお笑い芸人。小学5年生から子役養成事務所に入るも、16歳のときに女優の夢を断念。17歳から芸人を目指し、2015年テレビ番組内でビートたけしより現在の芸名を拝受。2017年に安部紀克と『納言』を結成。「三茶の女は返事が小せえな」「渋谷はもうバイオハザードみてえな街だな」など、街のディスりネタで人気に。令和の時代に珍しいほどのヘビースモーカーな様子は大酒飲みのやさぐれキャラクターでも注目を集める。

今宵も、夢追い酒場にて より

YouTube「やさぐれ酒場」ではゲストとお酒を飲みながらトークしています。ひとり晩酌の日にぴったり!

こんな人に読んでほしい

  • お酒がすきな人
  • お笑い芸人がすきな人
  • お酒のおともになる本(おつまみ本)を探している人
  • すきま時間にサクッと読みたい人
  • 読書初心者
  • 長い小説は読めないけどブログはすき、という人

感想

今思うと、本って「ためになる」とか「勉強になる」とか読むからにはしっかり読まなきゃ、みたいな意識があったなと思います😖🌀
そんなハードルをかなり下げてくれたのがこの本!「こんなただただ面白いだけの本あるんだ」と、活字でYouTube観てるみたいな感覚で読めます(?)

もともと、みゆきちゃんが出ているYouTube「やさぐれ酒場」が大好きで、よく観ながら一緒にお酒を飲んでいました!そのYouTubeでこの本が紹介され、既に酔ってた私が勢いでポチったのが出会い😂🍺あの時、勢いでポチっててよかった…

面白いエピソードがたくさんあるんですが、その中でも私が好きな話を紹介します!

本でこんなに笑えるんだ?と驚かされる

「年上で頼りがいのある大好きな彼が元々住んでいたアパートに、私が後から転がり込む形で同棲がスタートした。家賃12万との事なので、半分の6万円を彼に渡す様な生活が2年程続いた。ある日、家の更新の案内の書類が届いた。(中略)その家の家賃、8万だった。めちゃくちゃ8万だった。”80,000!!!!!”って書いてあった。私の記憶では、80,000の後に!!!!!ビックリマーク5個書いてあった。威風堂々とした8万だった。」

今宵も、夢追い酒場にて – p8

この本の一番最初の部分です。最初っから声出して笑いました🤣🤣特に「めちゃくちゃ8万」という表現が大好きで、本で声出して笑っちゃうんだ…と知った瞬間でした😳

めちゃめちゃ登場するオズワルド伊藤ちゃん

「オズワルドの2人はこう言った。「この後ライブなんだよ。まだ時間あるから、居酒屋入って、一回抜けて、ライブ出て、終わったらまた店戻ってくるよ」コイツらもおかしい。何でライブ前に居酒屋入っちゃうんだよ。そんで何で抜けて戻って来ちゃうんだよ。「この後ライブなんだよ」は、絶対断る時に使う文言だよ。」

今宵も、夢追い酒場にて – p59

みゆきちゃんのツッコミがいちいち面白い🤣🤣この本、本人も言ってるほどオズワルド伊藤ちゃんの登場頻度高めですが、全エピソードめっちゃ面白いです🫢普通、相手に「おかしい」「変だよ」と言うのは嫌な気分になるけど、みゆきちゃんの「おかしい」「変だよ」というツッコミはすべて相手へのリスペクトや愛を感じます🥺💖

「酒を飲むかの質問で「飲むよ」と答えた人史上、一番飲む人だった。「飲むよ」の前に「それはそれは大いに」をつけて欲しかった。」

今宵も、夢追い酒場にて – p61

こちらもオズワルド伊藤ちゃんについてのエピソード。「それはそれは大いに」というワードに、また声を出して笑ってしまいました🤣🤣日常会話で「大いに」とか使いますか・・・?🙄笑

軽~いつまみのように手軽に読める「おつまみ本」

「私の日常を書いただけの、日記みたいな『今宵も、夢追い酒場にて。』文章力も皆無だし、大した話も書いていない。だからこそ、気が向いた時に、好きな章だけでも気軽に読み返してもらえる様な、軽~いつまみみたいな存在になってくれたら嬉しい。」

今宵も、夢追い酒場にて – p223(あとがき)

あとがきに書いている通り、この本つまみにグビグビ飲んでるよ!とみゆきちゃんに伝えたい😳🫰🍶おいしそうな料理やお酒が出てくるグルメ小説とは違いますが、愛すべき個性的な登場人物と、みゆきちゃんの愛あるツッコミで、ニヤニヤしながらお酒グビグビ飲めちゃいます🤗

納言の有名な街へのディスりネタ「三茶の女は返事が小せえな」「渋谷はもうバイオハザードみてえな街だな」みたいな例えが大好きな方!この本の中で思う存分楽しめるのでおすすめです!🥰

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